うつ病とは?
うつ病という言葉は広く世間に認識されるようになりましたが、実際に治療に結びついている割合はまだまだ少ないようです。
精神科に加え、神経科、心療内科、メンタルクリニックなど、より敷居が低く気軽に訪れられる医療機関が増えたとは言え、まだ身近とは言えないでしょう。
今まで楽しめていたことが楽しめない、何をしてもだるい、人と会いたくない、イライラして八つ当たりをしてしまう……そんな自分が情けなくて落ち込んだり、理由もなく涙がでたり……そのような経験はありませんか。
責任感が強くて頭もよく、自分自身へのハードルを高く設定してしまう頑張り屋さんに発症しやすいのもこの病気の特徴です。
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うつ病の症状
また、その他の特徴として日内変動、季節変動が知られています。
1)うつ気分
うつ気分は、誰でも愛する者と別れたり、大切なものを失ったりした時には感じるものですが、[1]はっきりとした原因がなく、[2]深いうつに陥ってなかなか抜けだせないことが病的なうつ状態とされています。うつ気分には、憂うつ感、悲哀感、興味や喜びの感情の喪失などがあります。
2)意欲・行動の障害
何をするにもおっくう、意欲の低下、集中力の低下、決断力の低下、性欲の低下、行動の遅滞など生命エネルギーの減退による意欲・行動の障害が現れます。
3)思考障害
考えが進まない、まとまらないなどの思考の抑制や自分、社会、将来に対しての悲観的な考え方が多くなります。
4)身体症状
よくみられる身体症状としては、全身倦怠感、食欲不振、不眠、頭痛、肩こり、めまい感、性欲減退、聴覚過敏(耳鳴り)、口渇(こうかつ)、胸部圧迫感、心窩(しんか)部(みぞおち)不快感、吐きけ、腹痛、便通異常、腰痛、手足のしびれなどが現れます。
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5)日内変動、季節変動
うつ病では、しばしば朝方調子が悪く、夕方には元気がでてくるという日内変動を示すことがあります。また、うつ病には周期性変動のあることが知られており、1年〜数年の周期で反復したり、季節的に春と秋に悪くなるケースが多いとされています。また、明らかな「躁(そう)」と「うつ」の周期を繰り返すものは「躁うつ病」と呼ばれています。
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うつ病になりやすいのはこんな人
「No」といえないので何でも引き受けてしまい、無理を重ねた後に仕事がこなせないと「自分の責任だ」と思い込んでうつ状態になってしまうというわけです。"ちゃらんぽらん"だとうつにはなりません。
うつ病にならないためには、次のようなことを心がけましょう。
めまいとめまいとの違い
- [1] オーバーペースにならないようにする。
- [2] 生活のリズムを守る。
- [3] 一人で考え込まないで、誰かに相談する。
- [4] 1つのことに固執しないで、気分転換をする。
- [5] 運動・スポーツをする(頭のこりがとれるため)
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女性ホルモンとうつ病
月経前症候群、産後うつ、更年期うつ病をご存じでしょうか。
女性ホルモンのバランスによって憂うつ気分や不安な症状が現れるのは生理現象とも言え、対処法も複数あります。
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